悩みの原因の99%はリミッティング・ビリーフというネガティブな思い込みです
これが私たちの自由な思考や感情や行動を制限して、私たちの悩みをつくり出しています
そしてこのリミッティング・ビリーフは無意識(潜在意識)の中に入っているので
自分一人では、なかなか気づくことができません
今日はリミッティング・ビリーフの王様、
つまり、悩みの原因の王様「存在するな」についてお話ししますね
☑死にたい…消えてしまいたい… と思うことがある
☑私なんていないほうがいい… と思うことがある
☑自分や他人やペットが死ぬところを想像してしまう
☑自傷行為(リストカット、自分をたたく、爪や皮膚をかむ)をしてしまう
☑人を殺したり傷つけたりしたくなることがある(自傷も他傷も根は一緒)
☑大きな事故やケガを繰り返している
☑摂食障害がある
☑健康を害する可能性がある依存症がある(アルコール、たばこ、薬物など)
☑無謀な運転、過度なワーカーホリック、危険なスポーツをしている
読んでみて、いかがですか?
もし当てはまるものがあれば
あなたは「存在するな」というリミッティング・ビリーフを持っているかもしれません
うつ病を経験した方は、この「存在するな」を必ず持っているといわれています
当てはまる方、幼いころに下記のような経験はありませんか?
☑親から「お前はいらない子だ」「お前がいなければこんな結婚しなかった」などと言われた
☑親から無視されたりネグレクト(育児放棄)された
☑性的・精神的・肉体的な虐待を受けたことがある
☑親の自殺、または親が投げやりな生き方を人だった
いかがでしょう?
毒親育ちの方は、このビリーフをお持ちの場合が多いです
ご両親が毒親でなくても
たとえば「お前はひろってきた子だ」と冗談で言ったことばを
判断力に乏しい幼いころに信じ込み、このビリーフを持ってしまうこともあります
また、
全く思い当たる経験がなくても、たとえば記憶に残らない0~3歳のころ
・手荒に抱っこされた
・生まれたとき両親が喜んでいない気配を感じた
・お母様が産後うつなどで、自分のお世話を充分にできなかった
というような場合に、このビリーフを持ってしまうこともあります
ちなみにわたしはネグレクトと虐待経験があるので
この「存在するな」」のビリーフを深く持っていました
はじめて「死にたい」と思ったのは、小学校2年生のとき
継母からの虐待がつらすぎて、
「こんなにつらいなら、死んで楽になりたい」
そう思って、台所で包丁を握りしめじっと見つめていました
その後何度か死のうとしましたが、死ぬことができず
高校生のとき「わたしは”死にたい”と思っているのに、死ねないんだな」と思いました
死ぬことはあきらめたはずなのに、その後もずっと頭には「死にたい」という言葉が頻繁に浮かんでいました
そして小学校2年生のときのように、つらく絶望的な気持ちがわたしを支配する
「死にたい=存在するな」がビリーフとして心に深く刻まれてしまったのです
そんな自分を、わたしは心の中で責め続けました
責めて責めて、また苦しくなって死にたくなる
この悪循環が何十年も私を悩ませ続けました
この「存在するな」はリミッティング・ビリーフの王様と言われていて
命にかかわるビリーフなので
もし持っていることが分かったらすぐにケアする必要があります
私がクライアントとして最初にビリーフチェンジセラピーで扱ってもらったのも
この「存在するな」でした
もし、思い当たる内容がある方は
大切な命を守るため、そしてあなたの人生の質を高めるために
はやめに一度、ビリーフチェンジセラピーを受けることをおススメします
写真は食べ物の花
上からブルーベリー、トマト、カボスです
収穫が待ち遠しい…