自己肯定感を上げる本
たくさん出てますね
どれも素晴らしい内容なのだと思いますが
毒親さん育ちが気をつけなきゃいけないのは
こうした本の9割は
普通に育った人を前提に書かれている
ということです
普通とは
母子の愛着形成ができている状態
分かりやすく言うと
愛されて大切に育てられた人向け
に書かれています
心理系の本だけでなく
世の中の常識やルールの多くは
愛されて大切に育てられた人を前提
に決められています
だから
毒親さん育ちは
努力しても常識やルールになじめない
ことが多い
そして
努力して頑張っても
なじめない・できない自分を否定して
さらに苦しむことも少なくありません
今日、ご紹介するのは
わたなべぽんさんの
「自分を好きになりたい」
彼女の代表作「やめてみた」の中でも
チラホラ毒親さん育ちと思われるエピソードが
出てきます
この「自分を好きになりたい」には
毒親育ちゆえに自分を好きになれず悩む彼女が
自分を受け入れ、大切にすることによって
少しづつ幸せになっていく様子が
気取らないかわいらしい画風で
丁寧に描かれています
中でも一番、心に響いたのは
ポンさんの夫の言葉
人は誰かを許さないままで
幸せになってもいい!
毒親さんを許したくても許せない
そのことで悩んでいる方も
多いのではないでしょうか?
以前の私もそうでした…
許せないほど辛い思いをしたのです
許さなくても良いのです
この本をおススメする理由
①毒親さん育ちに寄り添った内容
②わたなべぽんさんがご自身で試された
真似しやすい取組みが紹介されてる
③絵がかわいらしくてほっこりする
文庫本も出ていますが
アラフォー&アラフィフ世代には
字が小さい💦
大きいサイズで読むことをおススメします